お母さんの感想文

毎月1回お母さんからのお手紙を紹介します。色々なお悩みを持ったお母さんが来院されます。
通院して改善されたお母さんのお手紙をご覧ください。それに対する私の一言も添えております。
[2016年以前の感想文はこちら]

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お母さんの感想文2020年4月

まつえ助産院 今月は、少し以前の感想文ですが、今も何年か前も、初めて育児を経験する母親は、不安や悩みを抱え、育て方を模索しています。助けを求めている方は居られると思いますが、
転勤でこの青森にいらした方は、実家も遠いし知り合いもいないことから孤立になりがちでしょう。その経験を書いてくださったケースです。

 

 

 

 

私が、まつえ先生の存在を知ったのは、ワラをもつかむ思いで電話した保健センターの
紹介でした。
誰も頼れる人のいない青森で、実家から帰ってきたとたん、主人は三日も出張で留守。
息子と2人つきりで、おっぱいは固くなって痛むし・・。
誰かにどうにかしてもらいたいと、保健センターに電話したのがきっかけでした。
先生に治療してもらい、話を聞いてもらったら、その日は安心することができました。
夕方息子がぐずっても「明日先生の所に行くんだ」と思うと、多少イライラしても、以前ほど哀しくなることはありませんでした。
立て抱きにして、おっぱいを飲ませて、息子が大泣きしても、やっぱり「明日先生の所に行く」と思ったら、落ち着くことができました。
私が落ち着くと息子もぐずらなくなったような気がします。また、息子がぐずらないと、私は冷静になることができました。すると、フッと「息子はまだ生まれて40日ちょっとしかたっていないんだ、私は28年も生きているのに、こんな小さな体で一生懸命頑張っている息子にちょっと位泣いたからって、イライラするなんてとんでもない!」と気が付いたのです。
育児書ばかり飛んで読んで、「本にはこう書いてあるのに、うちの子は何で⁉」と余計に自分を不安な気持ちにさせていたような気がします。
本には3時間おきに授乳するようになると書いてありました。以前は1時間後や2時間後はおっぱいをあげるのがすごく嫌だった。無理に3時間空けた時は安心したものでした

先生は「たくさん飲ませなさい」とおっしゃいました。回数を増やすとほめてくださいました。子どもだって個性があるのだから、授乳間隔が3時間おきにならなくても、そのうちにだんだんと間隔が空くんだ、ということに気付かせてくれたのは先生でした。
先生の所に行くと、同じようなお母さんたちが居て「私だけじゃないんだなぁ」と思い、
息子より小さい赤ちゃんを見て「少し前の息子と同じだぁ。どこのお母さんも同じ苦労をしているんだ・・」と安心します。
おっぱいを吸わせる時間も5分でずっと短くなったし、以前よりもずっと自分の子が可愛いと思える様になりました。これも先生のお陰です。ありがとうございました。

 

私の一言

 

 

このケースは、初めての出産で実家から帰宅されたときに、転勤で来青された年数も経っていない、相談相手もいない孤立状態で、夫も出張、不安だらけだったようです。
母が不安状態だと、以心伝心、赤ちゃんもそれを感じて不安になるようです。母が落ち着くと赤ちゃんもおとなしくなるのです。文の中にもありますが、育児書ばかり参考にしたようですが、我が子に当てはめようとすると無理が出てきます。赤ちゃんは一人ひとり個性があり違いがあります。育児書どおりにはいきません。そこを理解したときに赤ちゃんも成長しますし、母親の顔をしっかり見るようになります。
そして母児ともに落ち着き、我が子が可愛い!と思える様になるのです。
母乳育児生活を十分楽しんでいただきたいと思います。