2023年2月1日今月のコラム

母乳
先日、母乳育児を頑張っている母親が、おっぱいの痛みを訴え来院されました。
朝より左側のおっぱいにしこりと痛みも伴い、早めに手当てを受けたいとのこと、
そういう時は必ず昨日の食べたものを聞きます。食生活が大きな原因になっている
ことが多いのです。本人に聞くと、チーズホットドックを食べたとのこと、朝より
しこりを感じ、授乳しても良くならないとのこと。
来院された方に必ず聞くことは、食生活のことです。このようにカロリーの高いものを食べると、母乳分泌量を増やし、赤ちゃんの必要な分(一回80ml位)以上に作られるので、飲み残しになり、次回の授乳までの時間が空いてしまいます。また、母親も夜間の睡眠時間が長くなり授乳のリズムが崩れて、ますますしこりの痛みが強くなります。
そういうことを予防するには、母乳育児を継続するために和食をお勧めしています。日本人の食生活は必要以上にカロリーを取り過ぎることなく、お米を中心に据えて3食を取ることで十分間に合います。たまにはいいでしょう!とパンやピザやバーガーなどを食べる方もおられますが、乳腺炎が怖いと思ったら、食べないことが安全ですね。赤ちゃんにおいしいおっぱいを飲ませることが大切です。

2023年1月3日

新年明けましておめでとうございます。
この3年間、コロナ禍でストレスの多い期間でしたが、まだ平静に戻っていません。
赤ちゃんを抱えた母親たちの不安は、もう少し続くでしょう。
感染予防には今までと同様、マスク、手洗い、消毒など続けること、赤ちゃんを抱えての人混みを避けることです。
母乳栄養の場合、母乳からの感染の報告はないといわれています。母親が感染したら、無症状であれば、赤ちゃんに感染予防を徹底した上で継続することも、選択肢としてもあるといわれています。
不安がある場合は専門家にご相談ください。
年末年始はどこの助産院でも相談を受けていますから、どうぞご利用くださいな。

何かお困りごとなど
ありましたら、「お悩み相談」のフォームもありますのでお気軽にご相談下さい。

2023年1月1日

2022年10月今月のコラム

今月より、母乳育児や子育ての知恵や、母乳
日ごろ感じていることを書いてみます。

コロナ禍、お産したばかりの方は、相談したくてもどこに相談したらよいかわからないとか、悩みながらお過ごしのことと思います。
母乳育児を望んでも抱き方や乳首のくわえさせ方など、
上手くいかない、赤ちゃんが嫌がって飲んでくれないなど、
つい、ミルクに頼ってしまう、など母親たちの声が聞こえてきます。
このHPの中に“おっぱいのメリット”というコラムがありますが、そこを読んでもらって、もう一度考えて下されば、赤ちゃんも喜んでくれるかなと思います。

コロナの感染がようやく落ち着いてきた状況になって、
外にも出かけられそうになってきました。
それはとてもうれしいことです。

保育園でもクラスターなどで外出禁止、制限がありましたが、今はコロナよりも他の手足口病やノロウイルスなどの感染症があるようです。
もう一つ、秋になるとインフルエンザの感染症の心配が出てきます。
日ごろの注意が必要ですね。

マスク生活も慣れていますが、外出から帰ったときはうがいと
手洗いは確実にして、予防しましょう。

今回は初めてなので、短めの文章で終わりますが、何か質問など
ありましたら、「お悩み相談」のフォームもありますのでお気軽にご相談下さい。