マンマケアまつえ助産院 お母さんの感想文11月

まつえ助産院 今月は、第1子で経験しても、第2子で生かすことができなかったケースで、産院で指導を受けたくても聞きにくい雰囲気であったという状況で、そのまま退院してしまうことになり、自宅で悪戦苦闘、来院されました。今、妊娠中の方も参考になると思います。

 

 

 

 

 

 

 松江先生のおかげで、私の赤ちゃんは、ぷっくりムチムチの赤ちゃんになりました。そして赤ちゃんと安心して過ごせる時間が増えました。

37週であっという間に生まれた第2子は、とても小さく感じられました。病院では経産婦ということで、特に指導も無く、授乳が始まりました。不安もありましたが、その時はなんとかなるだろうと思っていました。ところが始めてみると、私が覚えているのは首も腰もしっかりした赤ちゃんのもので、久しぶりの“フニャフニャ新生児ちゃん”の授乳は悪戦苦闘でした。おっぱいを飲んでもすぐ寝てしまうし、私のおっぱいも出ているのかどうかわからない。泣くこともせず、眠ってばかりいる赤ちゃんを見て、不安で堪りませんでした。入院中に赤ちゃんの体重は、みるみる減ってしまい、病院の方針でミルクを足すことに。1人目でミルクを足しておっぱいが張り痛い思いをしている私は、とても抵抗がありました。ミルクを足す前に授乳の仕方をもう一度教わろうかとも思いましたが、聞きづらい雰囲気があって聞けずじまい。退院後、すぐに松江先生のところへ行きました。松江先生には、上の子の卒乳の際にお世話になっていました。2人目が生まれたことを伝えるととても喜んでくださいました。

先生のマッサージや指導を受け、私のおっぱいもでるようになりました。ところが赤ちゃんは飲んでいる途中に寝てしまって、なかなか哺乳量が増えません。眠っている赤ちゃんを起こし頻回に授乳していたら、私がヘトヘトに疲れてしまいました。先生は搾乳を勧めて下さりました。先生のアドバイス通りの生活をしていくと、赤ちゃんは、日に日にふっくらしていきました。そして泣く声が大きくなり、機嫌良く起きている時間が増えました。私もほっとした気持ちで赤ちゃんの隣にいられるようになりました。生まれてから2週間経っていました。授乳のスタートから、マッサージや授乳姿勢の指導を受けていたら、もっと幸せな2週間になったはずなのに。

日々成長していく我が子の心配事は尽きません。松江先生は、母乳に限らず、乳児湿疹や便秘など、その時々の心配ごとにアドバイスを下さりました。特に上の子との関わり方については、目の前の赤ちゃんにばかり見ていた私にとってありがたいものでした。
今は何か不安なことがあれば、すぐ調べることができます。ところが調べれば調べるほど、沢山の情報を目にすることになり、ますます不安になってしまいます。情報の中から我が子に最適な手段を選びとるのは難しいことです。たくさんの赤ちゃんやお母さまを見てきた松江先生から頂くご指導は、まさにオーダーメイド。的を得ているものでした。不安が解消され、赤ちゃんと穏やかに過ごすことができました。

 満足そうな顔で眠っている赤ちゃんの隣で、この文章を書いています。赤ちゃんとの生活は思うようにいかないことが多いですが、先生のご指導と励ましのおかげで楽しく過ごせております。先生に褒めていただくととても嬉しいです。「あなたはがんばっているのよ」と言って頂いたときは誇らしい気持ちになりました。この子が大きくなったら、必ず先生のことをお話ししたいと思います。

 

私の一言

 

 

 初めてのお産の場合は、産院のスタッフも気にかけてくれる場合が多いと思いますが、経験者となると、上手にできているだろうと思い、あまりタッチはしないようです。
母親は夢中で過ごしていることが多く、最初の経験を忘れている、迷いながら新生児に向かいあっているようです。私は助産師として、妊娠中からその知識を得て、乳頭の手当てをし、準備をしておくことや、赤ちゃんとの過ごし方など予備知識をアドバイスしています。
このケースは、退院してからおいでになりましたが、その後もアドバイスを良く守り頑張ってくれました。辛い日々を過ごしたこともありましたが、今は落ち着いた生活のようです。今後も母乳育児を十分楽しんでくださいね。