お母さんの感想文2021年3月

まつえ助産院今月は、母乳の原点に立ち返って、素朴に感想を書いて来てくれたケースを掲載します。
初産の方は自分のおっぱいが出るのか、不安だらけで過ごされているようです。そのためにも予備知識があれば慌てないで乗り越えることができますね。このケースも産後、いろいろ経験されて理解されたようですが、参考にしてくださいね。

 

 

 

 

 

今月は、母乳の原点に立ち返って、素朴に感想を書いて来てくれたケースを掲載します。
初産の方は自分のおっぱいが出るのか、不安だらけで過ごされているようです。そのためにも予備知識があれば慌てないで乗り越えることができますね。このケースも産後、いろいろ経験されて理解されたようですが、参考にしてくださいね。

-果たして母乳が充分出るのか?- というのが妊娠中の私の心配でした。
産後、幸いな事に出るには出たものの、こんな痛い思いをするとは夢にも思いませんでした。

出産時の痛みより、私にとっては「乳腺炎」というものの方がはっきり言って苦しかったです。きっと予防できたのでしょうが、母乳がこれ程までに食生活の今までの積み重ねが影響するものとは知らなかったです。そしてこれからもどれだけ自分にとって、そして何より
その母乳だけでしばらくは育っていく子どもに、私の口から入る食べ物、生活習慣が大きく大きく影響して行くのだという事、痛感しています。

かわいいから欲しがるものを好きなだけ与える、というのは愛情とは言えないと思うし、我慢ばかりさせるのもまた良いことではないでしょう。でも私たち母親は、これからもどんどん住みにくくなるであろう世の中で、身心共に健やかな人間を育てていく責任があります。
そのためには健康な母乳を作り出し、子どもに与えるのが本当の愛情と言えるのではないでしょうか。私はその愛情をどれだけ与えることができるか、愛情と言えるほど、おいしい母乳を飲ませることができるのか、まだわからないし、自信はないけど、これからも松江先生にご指導いただいて、くじけず頑張ります。

おかげさまで、最初はバンバンのガチガチだった恐ろしい私のおっぱいも、先生の言うところの「つきたてのお餅」になってきました。おっぱいがこんなに軽く柔らかいものだったとは・・・。

賞味期限の過ぎたまずい母乳を飲ませられていた、悲しそうな我が子も今では一番搾りをゴクゴク飲んでいます。(少々飲み過ぎでしょうか) 私の食生活がストレートに子どもに伝わる母乳(食生活だけでなく、心の状態も)だから、今の私にとってできる事は何でもして、質の良い母乳づくりに励みたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

私の一言

 

 

哺乳動物はどの動物でも出産後、自分のおっぱいで我が子を育てます。我が子には母親のおっぱいが一番合うのです。出産直後も吸うことがうまくいかないことが多いのですが、舐めることから始まり、出てきた母乳を味わい、もっと欲しくなって吸うことが上手になっていくのです。最初は飲む量が少なくても初乳の中には濃い免疫物質が入っていて、その後の
赤ちゃんの体を守ることにつながります。
私たちの周囲には、いろいろな細菌やウィルスが、更に今はコロナで皆さん大変な思いをされています。免疫物質が体を守ることがよく理解されていると思います。そのためにも赤ちゃんの体を守る母乳を簡単に諦めないで母乳育児を継続しましょう。
トラブルとしては、授乳が難しいケースや母乳不足や乳腺炎などいろいろありますが、
サポートを得て、乗り切りましょう。
このケースも、今は充分母乳育児を楽しんでおられます。よかったですね。