お母さんの感想文2020年9月

まつえ助産院 今回は一人目の経験から、早期に行動を起こして成功したケースです。
母乳育児を望みながら挫折する方も多いようですが、少しのアドバイスで変化していきます。早めに母乳育児を楽しめるように、専門家のアドバイスを聞いた方が悩む時間を少なくできますよ。このケースがそれを示しています。

 

 

 

 

 

私は今回が2回目の出産で、一人目の時から母乳育児で頑張りたいと思っていました。通っていた産婦人科が母乳育児を進めていた事もあり、おっぱいの手入れの仕方など学び妊娠中に行っていました。
しかし、一人目出産後何日か経った頃(入院中)、乳頭トラブルがあり、退院後少しずつ混合~完全ミルクになりました。
今回通った産婦人科はマタニティスクールがなく、お腹も結構張っていた事もあり、おっぱいの手入れがあまりできませんでした。
もしかしたら一人目の時より母乳が出なかったり、乳頭トラブルになったりするかも・・・と。

 出産後、前回助産師さんに教えていただいた横抱きの仕方、乳首のくわえ方、3時間以上間隔をあけない、母乳を欲しかったら時間、回数関係なくあげる。この4つは気をつけて授乳していました。

1か月過ぎたころから授乳に片乳30分近くかかっていたこともあり、周りに「まだ飲んでいるの?」「終わった?」等言われたり、おっぱい張る感じが少なく、夕方授乳するとすぐ泣くため、母乳足りない?と思うようになりなした。

ミルク足した方がいいのかと思い、作ってみましたが飲まない、違うミルクにしたり色々変えてみましたが、それでも飲まなくて、ミルク嫌い? 母乳だけで足りている?と悩みながら毎日の授乳をしていました。

もしミルク嫌いで母乳しか飲まないなら出ないと困ると思い、近くに母乳外来ないか調べ、見つけたのがこの助産院でした。

 初めて助産院に伺い、育児日記を見て頂いたら、第一声が「出来ているじゃない」、「母乳だけでいけるよ」と。不安だった気持ちがその言葉を聞いた瞬間安心しました。

おっぱいマッサージをして頂き、初めての縦抱きを習い、悩んでいることについていろいろお話を聞けました。

おっぱいが張らないと母乳が多く出ないんじゃないか、量が足りなくなってすぐ泣くんじゃないかと思っていた私ですが、張っていた時に飲ませるのではなく、吸わせている内に張ってくる、それを飲んでもらう。夕方の授乳は、母乳は血液から作られ、日中動いていると疲労で足が浮腫むのと同じように、上半身に血液が少なくなり、母乳が出にくくなる。だから体を休めるように!等、アドバイスを頂き、意識的に変えていくうちに、完全母乳で育てられるようになりました。

 今では人見知りする姿に成長を感じ、笑顔に癒されています。それも松江先生は他「順調」「出来る」など励みになる言葉、指導のおかげです。これから卒乳までの母乳育児楽しく頑張ります。松江先生ありがとうございました。

私の一言

 

 

 このケースは生後1か月半位で来院されましたが、前回の失敗原因を生かし行動を起こされたのだと思います。何回も通わぬうちに母乳100%で過ごせるようになりました。これは母親の熱意の表れと頑張りだと思います。初めての出産の場合、妊娠中にはすべてに関して不安だらけと思いますが、妊娠中の手当も準備も大事なことで、出産後に落ちついて対応できます。その知識はネットで情報を得る方が多いようですが、膨大な量で、どれが自分に合うのか迷ってしまうことになり、困ったという意見を多く聞きます。

身近な専門家にアドバイスを受けることをした方がよろしいですね。

このケースも今は落ち着いて、しっかり母乳育児を楽しんでいらっしゃいます。