お母さんの感想文2020年5月

まつえ助産院 この感想文は、数年前の経験談ですが、今もあまり変わりなく産後は苦労しているケースが多いと思い、掲載させていただきます。
家族のアドバイスが悩みの一因ですが、
どのように対処すればいいのか考える機会ととらえて、参考にしてください。

 

 

 

 

 

今、母乳100%のなった私が思うことは、「あの時保健所に電話してよかったなぁ」。
息子におっぱいを飲ませる度に思います。最初はお風呂に、入れてもらいたいと思って電話したところ、松江先生を紹介してもらいました。電話で先生と話をしたら、おっぱいもやっているということだったので、1回位やってもらおうかなぁ、と思ったのがきっかけでした。

産休を取っているので、2か月したら仕事に行き、息子は保育所に行くことになっていたので、私の実母は、病院にいる時から「おっぱい無理にいっぱい出さなくてもいいからね」と言っていました。実母は、3人目の私の時、乳腺炎を起こしてとても苦しんだと言っていました。だから,私の事を心配して言っていたのでしょう。
義母に話したら、冷やせばおっぱいはあがる、と言ったので、少し不安がありながら。も、その通りにしてしまいました。頭の中でいろいろな事を考えているうちに、自分の考えはどうだったのか、はっきりしなくなってきました。

病院にいた時は90gもおっぱいが出た時もありました。確か4日目の終わりころだったと思います。でも来院するとき、息子の体重が他の子よりも増え方が少なかったのです。原因はたぶんですが分かっています。まず、寝不足だったこと、最初はなんだか興奮して寝むれませんでした。それに、入院したことが一度も無かった私は、病院の雰囲気に慣れなくて、入院中は、グッスリと眠った記憶がありません。寝不足なので食欲もなくご飯もほとんど残していました。病院の中は暑くて、水分ばかり取っていました。
息子も飲んでいたおっぱいは、きっとあまり濃くないものだったのでしょう。

自分でそう思った私は実母、義母に相談しました。2人ともミルクを飲ませたほうがいい、と言いました。自分の意思がはっきりしない私は、人の言う事ばかり気にしていました。でも実母も義母も専門に勉強したわけでは無いので、相談したものの、本当に信用してよいのか・・・?でもやっぱりそうしようかな・・。

松江先生に会えて本当に良かったです。なんだか、産後の私は不安なことばかりで、
自分じゃなかったように思います。なんでも悪いほうに考えていたようでした。
助産院に通えるようになって、他のお母さんとも話をしたり、何といっても先生におっぱいの指導をしてもらったりしている内にだんだんと元の自分に戻ってきたなぁ、と
思います。育児にも余裕が出てきたかなぁ、と思います。
(私の場合、育児と言えるかどうかはわかりませんが・・・。)

4月の末から私は仕事へ、息子は保育所へ行くことになり、今迄より倍も忙しくなると思いますが、頑張ります。おっぱいも頑張って、卒乳式まで続けていきたいです。
これからもいろいろ困ったとき、迷ったときはお世話になります。
親子共々、よろしくお願いいたします。

私の一言

 

このケースは、実母、義母にアドバイスを受けて、迷うことばかり、初めての場合に多く経験することです。今はネットで育児情報を得ている方も多いようですが、それが自分に我が子にマッチするかどうか不安な状況の母親には判断が難しいようです。
母乳育児を望むなら、先輩の母乳育児を成功させた経験談を情報として聞くことが大事です。そして、妊娠中の手当の仕方や、出産後の授乳方法など、予備知識として得ておきましょう。今はケースの母親も母乳育児を実践できて満足しているようですよ。