お母さんの感想文2019年7月

まつえ助産院  今月は5人目の出産で、全て混合栄養で育て、今度こそは母乳育児をしてみたいと考え、妊娠中から来院された方です。以前の経験から同様にしたくないという思いから、本当に頑張りました。参考になりますよ。

 

 

 

 

 

 私が今回松江先生の母乳外来を受診することになったのは、5人目の妊娠がきっかけです。【母乳育児】をネットで調べていくうちに自分も母乳育児をしたいと思いがますます強くなりました。
4人目までは仕事復帰が早かったのと、赤ちゃんに満足に母乳を与えることができなかったので、母乳のみで育てたかったのですが、ミルクと混合で育てていました。
私が産休に入り、松江先生に電話で問い合わせをしてみると快く、「今何か月?妊娠中に乳房の状態みるから一度受診してください」と言われすぐ受診しました。みてもらうと、乳房の状態の確認と体操を教えてくれ、何度も出産を経験していましたが今までちゃんとケアしていなかったことに気づきその日から乳房のケアやマッサージをしました
再度受診する予定でしたが、出産予定日の1か月早く個人産院で出産をしました。
赤ちゃんは2386gと小さく産まれてきました。出産前から産院に今回は絶対母乳で育てたい!!という意思を伝えていましたが、5人目ということもありベテランという扱いをされ乳房マッサージ等なく退院しました。退院後乳房が張って固くなっているのですが、母乳のマッサージや乳首のケアもしていないため赤ちゃんが吸い付くのですが、飲めていない状態でした。ミルクと母乳を混合して育児をスタートしましたが、ミルクを作る手間と乳房が張って痛い状態になり私にとってそれがストレスとなりました。
自宅で赤ちゃんとの生活が始まり1週間、自分でやれるんじゃないかと思い母乳を与えるものの、乳腺が開通してないので思ったよりも母乳の出が悪く、ミルクを足しながら子育てをしていました。
赤ちゃんに母乳をあげたい反面、開通してないおっぱいがガチガチして吸いにくく乳首も切れていてツライ。そんな時松江先生に電話をし、受診するようにお話しがあり小さな娘を連れ先生の所へ受診することになりました。
先生は診察するとすぐマッサージをしてくれ「妊娠中からのおっぱいのケアが大事なのよ」と言っているのを聞き、自分は今まで妊娠中からのケアをしてこなかったな、と後悔しました
赤ちゃんが小さかったため、1週間に1回産院で体重を計測しに行くことになり、産院では体重の増えがたりないためミルクを足してみてくださいとの指示がありましたが、松江先生に相談するとミルクを足さなくてもおっぱいが出るんだからミルクは飲ませず育てていきましょうとのこと。
私は本当に出来るのかな・・と思いましたが、松江先生のいうとおり母乳マッサージと3時間毎の授乳をやり続けました。授乳後搾乳をして不足分を足し、少しずつですが赤ちゃんもうまくのめるようになり直母のみで授乳できるようになりました。
おっぱいマッサージをしてもらうと乳栓がとれ、噴水のようにおっぱいが出るようになります。
またカチカチの乳房がやわらかくなり、赤ちゃんの口にくわえさせるとゴクゴク飲んでくれている姿をみると、母乳外来にきて良かったなぁと実感します。
先生のところへ受診してすぐは10ml~20mlくらいしか飲めなかったのですが、授乳していくうちに飲めるようになってきました。
今では1回の授乳で70g~90gも飲めるようになり、体重もどんどん増えていっているのでこれからも母乳育児を頑張っていきたいと思います。
先生のおかげで乳腺炎にもならず、母乳育児をすることができています。「食事は和食がいいのよ」というお話を聞き、和食をとるように心がけています。妊娠中は全く食べ物を気にせず好きなものを食べていましたが、赤ちゃんが産まれてからは食事を気にするようになりました。これも先生のアドバイスがあったからこそ食事内容を見直すことができました。
これまで、5人の子供を産み育ててきましたが母乳をあげることは赤ちゃんにもお母さんにもとても大切なことだと改めて思いました。
ミルクを作るというひと手間がなく、外出しているときも赤ちゃんを待たせることなく飲ませることができストレスなく授乳できています。
また、先生にも授乳に関することや赤ちゃんのことを相談できるので、不安なく育児をすることができています。母乳育児は赤ちゃんとの絆を深める時間だと気づかせてくれた先生にとても感謝しています。 ありがとうございました。

私の一言

 

 今までの経験から、今度こそは念願の「母乳育児」を! と言う気持ちから妊娠中からお出でになり、ケアをしながら出産を迎えてしまい、戸惑った様子が見えています。しかし授乳することがうまくいかず、生後8日目で来院されました。お出でになられたのが早かったせいで、赤ちゃんが哺乳瓶に慣れ過ぎず、授乳に早めに転換できたのが良かったことと思います。
赤ちゃんは哺乳瓶の飲みやすさに慣れてしまうと、中々に思うように授乳できず、抵抗されてしまいます。時間は掛かりますが、必ず続けることで赤ちゃんは変わります。後で後悔しないようにチャレンジしてほしいですね。
このケースも本当に良く頑張りました。授乳中に赤ちゃんとの触れ合いが出来ているのが、
とっても嬉しいですね。充分「母乳育児」を楽しんで下さいな。