お母さんの感想文2019年5月

まつえ助産院 今月は、母乳育児を楽しんだ後、おっぱいを卒乳、断乳したケースで、実行した後おっぱいの辛さが乳腺炎のようになり、来院された方です。
おっぱいをどのようにやめるようにしたらよいか、後で書きますが、とりあえずお読みください。

 

 
 

 
 

 松江先生に初めてお世話になったのは、初めての子育てで完全母乳で第1子を育てている時でした。
長女が1歳7ヶ月の時に私が筋子を食べ過ぎて、しこりと白斑のひどい乳腺炎になってしまい、松江先生のところに駆け込みました。
何を食べたのかな〜?と言い、チョコレートやケーキなどは乳腺には良くないよ!日本人ならヘルシーな和食が一番合ってるんだよ、と厳しくも優しい声掛けで励ましてくださりながら、私の痛くなったおっぱいをなるべく痛く無いように気を遣いマッサージしてくださいました。
何回か通い良くなるのですが、ついつい誘惑に負けて甘いものに手を出してしまい、また先生にお世話になるということを繰り返していましたが、それでも松江先生は責めることなく厳しくも優しく諭してくださいました。
長女のおっぱいを1歳10ヶ月でやめた時も私の暴飲暴食が原因でおっぱいの状態が良くなくて、やめてから2日くらいで高熱を伴うひどい乳腺炎になってしまいました。
その時も先生に電話をかけ的確な指示を仰ぎ、一人じゃないんだと勇気づけられたのを覚えています。

そして今は第2子で1歳になった頃から、繰り返す乳腺炎でお世話になり半年近く通い、1歳半でおっぱいをやめにしようと決めて、また長女の時のように乳腺炎になるのではないかと恐怖でしたが、今回は先生のご指導のお陰でひどい乳腺炎にはならずに済みました。
断乳した初日の夜は娘が泣いて泣いて大変なときには主人に任せて、私は一人胸の張りと戦っていました。
初日は私も断食したのでそこまで酷く胸が張ることはありませんでしたが、2日目からは普通に食べ始めるとガチガチに張ってとても痛く辛かったです。
娘もまだおっぱいが欲しいみたいで、洋服をめくって欲しがっていましたが、もうおっぱいバイバイしたよね?と言うと私のことを怒って叩いたりしましたが、5日目にもなるともうほとんど忘れてしまったのか、抱っこしてもおっぱいを求めてくることはありませんでした。2週間間後にも断乳後初めて一緒にお風呂に入りましたがもうおっぱいのことなんてすっかり忘れているかのようでした。
しかし断乳当初は娘も娘なりに一生懸命頑張っているんだなと思うと愛おしくて成長を感じました。
断乳して一週間後には少し炎症をおこしてしまい、また松江先生のところに駆け込みました。
いつもそうですがガチガチの岩みたいだったおっぱいが、ふわふわ雲のようなおっぱいに変わるので、授乳期間中は特に松江先生がいないと私は母乳育児が出来なかったなと終わってみた今になって思うところです。
断乳してから娘は少し寂しそうですが、ご飯やおやつの食べる量も増え体重も6ヶ月くらいずっと増えてなかったけど最近やっと増えてきました。
夜寝る前にはおっぱいがない寝つきなど考えられませんでしたが、今は寝る前にフォローアップミルクをあげると朝までぐっすり寝てくれるので、私も少しずつ体力が回復してきたように思います。

そしてまだこの先のことはわかりませんがもし第3子が産まれたときにはまた松江先生にお世話になろうと思っています。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。

 

私の一言

 
 

 乳腺炎を繰り返しながら、母乳育児を継続できたことにエールを送りながら、よく頑張りましたね、と労いたいと思います。
おっぱいをやめるときには、断乳ではなく卒乳にできれば、もっと楽に過ごせたのにと思い、その準備を書きたいと思います。
おっぱいをやめるという事は、赤ちゃんが幼児に成長できる一段階です。おっぱいで守られてきた最後を、辛いのではなく楽しかった思い出にしてあげたいものです。おっぱいをもらえなくなることは自分の力で食べ物を取りに行けることが条件です。ハイハイから立ち上がり歩行を始め、少し走っても転ばない頃、1歳半前後くらい適当で、卒乳できる準備が出来ている頃です。
助産院では、卒乳時期を見定めて日程を決め、その日まではしっかり授乳して、子どもにこの日にバイバイだよと繰り返してその日に来院してもらいます。その日は父親の在宅できる日だと助かります。最後の授乳をして、バイバイ式をして、卒乳のきっかけを作り、
その後、24時間授乳しないで過ごせれば成功です。張ってくるおっぱいは少し辛いですが、冷湿布をして決して搾乳しないこと、搾乳すればまた作られるので体の中のホルモンが止まりません。その後のことは個人差がありますので、お電話で相談を受けたいと思います。
子どもの成長は、子育てをしている身としては楽しみなことです。卒乳の日に幼児に変わる、その変化を楽しみにできると思いませんか。子どもに泣かせないように工夫しながら、乗り越えましょうね。