お母さんの感想文2018年9月

まつえ助産院  今月は第3子の時のトラブルで、乳腺炎の症状があらわれ、ようや来院された方です。おっぱいの卒業までケアさせてもらいました。良く経験されることが多いのですが。予防できればいいですね。参考になりますよ。

 

 

 

 

 娘が1歳2ヶ月の時「乳腺炎」になり、初めてお世話になりました。
3人目ということで、あまり食事にも気を使わなくなり油断をしていたら、おっぱいにしこりができ、乳首にも白斑ができてしまいました。痛みに耐えながら授乳を続け、2週間ほどでようやく白斑はなくなりましたが、しこりはまだ残っていました。
数日後、急に体がだるくなり熱も出たので、季節柄まずインフルエンザを疑いましたが、おっぱいのしこり部分が赤く腫れて痛みが強くなったためすぐに乳腺炎だとわかりました。
まず、出産した産婦人科に電話をしましたが、母乳外来はやっておらず、次に、乳腺外来のある病院に電話をしましたが、予約が必要なため、早くても数日後になるとのことで、すぐには診てもらえませんでした。
インターネットで調べてようやくたどり着いたのが、まつえ助産院でした。電話をしたら、「すぐに来て下さい。」と言って頂き、すぐにマッサージを受けることができました。しこり部分のマッサージはかなりの痛さでしたが、3回ほど通ううちに、とても楽になりました。食事の指導もして頂き、自分の食生活を見直すことができました。先生の指導を受けてからは、おっぱいトラブルはなくなりました。
1歳半での卒乳を考えていたため、卒乳の相談にも乗って頂きました。おっぱい大好きな娘が卒乳できるか心配でしたが、「卒乳式」をしてもらい、3日ほどは夜中に何度か起きて泣きましたが、抱っこするとすぐに落ち着いてまた寝てくれたため、無事に卒乳することができました。
子どもは3人と決めており、卒乳後はおっぱいのケアをきちんとしたいと以前から考えていたので、最後まで先生のケアを受けることができ安心しています。
1人目は、おっぱいの出が悪く乳首も傷ついたりしたためミルク中心の混合、2人目は完全母乳でしたが、3人目を妊娠し、強制的に断乳したりと、どちらも最後まで納得のできる母乳育児ができたとは正直言えません。もっと早く先生に出会って相談したり指導を受けていたら、きっと楽しい母乳育児ができていたのではないかと思うと、少し悔やまれます。
 短い期間ではありましたが、母乳育児の大切さ、楽しさを教えて頂き、また卒乳式をしたことで、私なりに母乳育児をやり遂げたという達成感を味わうことができました。先生に出会えたことを、本当に感謝しています。

私の一言

 

 母乳育児を続けている方が何らかの軽いおっぱいの張り過ぎを経験されていると思います。
なぜ張り過ぎになるのか、痛みを伴うようになるのか、発熱があるのか、を書きたいと思います。おっぱいは母親の身体の中を流れている主に血液等から作られています。血液は母親が食べた食事から栄養を取って全身を巡ります。その一部がおっぱいになるのですが、母親が食べ過ぎや飲み過ぎで張り過ぎになり易いのです。またおっぱいは母親の脳によって指示され、3時間のリズムで作られるので、時間を置きすぎるとおっぱいの限界を超えて、痛みを伴いますし、乳腺炎になり易いのです。その部分が痛みを伴うと中で炎症を起こし、発熱に繋がります。
発熱は40度を超えることもあり辛いことになります。炎症を起こした乳汁を出すと、緑に近い色をしたおっぱいが排出され解熱します。
来院されたこの方に聞くと、シュークリームが原因だったようですが、その後は大丈夫だったようですね。どうやらカロリーが高いものがおっぱいには負担になるのでしょう。このケースもこの経験で生かして、またおっぱいの卒業までケアさせていただきました。楽しい母乳生活と言っていただき、良かったと心から思っています。・