マンマケアまつえ助産院 お母さんの感想文 2022年6月

まつえ助産院 はじめてのお産で、ネット情報などに頼って育児が始まったケースです。情報社会でいろいろ知識を得られますが、自分のケースに合っているのか、判断が難しく、我が子にどれだけマッチするか考えてしまいますね。

 

 

 

 

 私は、初めての妊娠、出産がコロナ禍真っ只中で母親教室など行われず不安だらけでした。先輩ママさんやネットを頼りに色々調べましたが、色々な考え方があり自分には何が合っているのかわからないまま出産、育児が始まりました。
入院中からほぼ完母で授乳していましたが、おっぱいの量が多くすぐおっぱいが張り、たまに搾乳も行いながらを続けていました。退院時には乳腺炎に気をつけてと言われましたが、その時は乳腺炎がどんなものかわかりませんでした。生後2ヶ月くらいになると赤ちゃんが夜ぐっすり寝るようになり、夜間授乳をしなくなりました。私自身も夜ぐっすり寝られてラッキーと思い、起こしておっぱいをあげることはしませんでした。
 そのため、翌朝はおっぱいはガチガチに張っていましたが、朝授乳すると楽になっていたのでそのような生活を繰り返していました。そして、ある日の夜に急に片方の胸がチクチク痛くなり、翌朝起きた時には胸の痛みに加えて怠さと頭痛があり、乳腺炎が思い浮かびました。時間が経つにつれて熱が上がってきたのでネットで調べたところ、こちらの助産院を見つけてすぐに連絡しました。
まず、おっぱいの状態を見ていただいてマッサージを受け授乳の仕方も指導していただきました。“乳腺炎の予防”として、油と砂糖の過剰摂取がよくない事と、夕食に食べたものが夜間に影響が出る事を教えていただきました。まさに私は乳腺炎になった前の晩、からあげに大学いもなどの揚げ物とグラタンを食べていました。
 母乳はお母さんの食べた物から出来ている事はなんとなくわかっていましたが、そこまで気にしていませんでした。今思い返すと、妊娠中に体重管理があったり食べ物に制限があった反動から、出産後はカロリーの高い物でも気にせず食べていました。
色々間違っていたことがわかり、赤ちゃんに悪い事をしたなと反省しました。今では3時間おきの授乳と食べ物にも気を配るようにしています。
寝るのが好きな私にとって3時間ごとにアラームをかけて授乳するのは大変ですが、今しかできない赤ちゃんとのコミュニケーションだと思って頑張っています。赤ちゃんともアイコンタクトを取りながら楽しく行えています。
何回か通っていくうちにおっぱいが良い状態になっていくのを感じて気持ちがとても晴れやかになりました。また、授乳のこと以外にも気軽に相談に答えてくださるのでとても心強いです。マッサージをしてもらっておっぱいも気持ちも楽になり、先生にはとても感謝しています。

私の一言

 

 生後3カ月で初めて乳腺炎を起こし、その辛さを経験したケースで、早めに来院し現在は、しっかりと母乳育児で過ごされているようです。良かったですね。
乳腺炎の原因としては、授乳回数と母親の食生活が大きな影響があるといわれています。母親の身体の仕組みとして、分娩後のホルモンの関係で、自然に3時間くらいで新しい乳汁が作られます。それは母親の身体のホルモンで組み込まれていることで、母乳が作られリズミカルに赤ちゃんに授乳できます
また母親の食事の内容で、カロリーオーバーになりやすい油と砂糖分が、乳汁分泌を増やし授乳時間が延びることで、乳房に溜まりすぎ痛みを感じるようになります。それが乳腺炎の始まりで、張ってくる痛みと発熱が出てきます。辛くなる前に早めに専門家に相談してくださいね。母乳育児は赤ちゃんと交流しながら、楽しく授乳できます。その時間を大事にしてくださいね。