お母さんの感想文2021年4月

まつえ助産院 今月は、母親の服薬から授乳をできず、人工栄養になってしまったケースで、搾乳で頑張ってきたのに母乳量が減少し、何とか第一子の時のように母乳育児を実現させたくて、来院されたケースです。参考になりますよ。

 

 

 

 

 

 

母乳育児への思い
妊娠中から切迫早産のため安静状態で、母乳については1人目の時に出たから大丈夫だろう。まずは無事に産むことだけを考えていました。
産後体調を崩し、薬を服用、授乳がうまくいかなかったため完全ミルク、母乳にしたい思いもあり搾乳はしていました。産後しばらくすると、搾乳量が10ccから5ccと減り、出産した病院では「ストレスかな。お母さんの体調が1番だから。」と無理をしないようにミルクを勧められました。

1人目の時に感じた母乳育児で赤ちゃんとのアイコンタクト、ぬくもり、愛着を感じられる母親の特権が忘れられず母乳育児をしたい!と思い、携帯で助産院を検索して松江先生へやっと辿り着きました。2人目の産後、1ヶ月半頃から松江先生のところへお世話になりました。「よく来たね?。」と扉を開けると毎回声を掛けて頂き、私と子供にとって、まつえ助産院はやすらぎの場となりました。
一番最初に衝撃的だったのは先生のマッサージで母乳が天上まで飛んだことでした。通い始めは2gしか飲めなかった我が子も5g、次第に70g、100gと哺乳力が増えることができ、おっぱいもふかふかになりました。
最初の頃は横抱きの授乳スタイルから縦抱きに変わり、時間も5分、先生の熱烈な励ましを受けても寝る我が子。完全母乳が軌道に乗るまで1ヶ月半かかりました。
松江先生、家族の協力もあり今ではアイコンタクト、会話をしながら3分で授乳できるようになりました。

哺乳瓶、飲み物や食事、アレルギーと様々なことを教えて頂き、ネットの口コミよりも松江先生の経験や知識に勝るものはないと思いました。
私の産後の悩みでもあった1人目の子供の赤ちゃん返りについてのアドバイスもあり、以前よりハグをする回数も増えました。今までできていたことを「ご飯食べさせて、服着させて。」という1人目の子に怒ってばかりいた私も落ち着いて育児ができるようになりました。

卒乳についても1人目の時はネットのままやっていましたが、今は松江先生に相談できるという安心感があります。気が早いですが、できることなら3人目も松江先生にお世話になりたいと思います。
コロナ禍で妊娠、出産が不安な方が多くいるかと思います。母乳を諦めるのは簡単です。母乳や自分の身体、赤ちゃんと向き合ってみる機会は長い人生で妊娠、出産のその時しかないと思います。対面だからこそできるアドバイスを聞くことができるので、迷っている時間があるなら行動して後悔はないと思います。

私の一言

 

 

生後1か月半で来院された方で、最初の哺乳量が4g、頻回な授乳と来院されてからの乳房マッサージでどんどん授乳量が増え、1か月と少しで母乳育児が達成されました。これは母親自身の熱意の賜物と思います。
今はコロナ禍で動きが難しく、妊婦さんや産後の方たちの悩みをサポートしてくれる専門家の、適切なアドバイスも受けられないでいる方も多いと思います。しかし、
乳房は時間が空くと刺激が少なく、搾乳も限界があり、乳汁が減ってしまいます。そのために人工栄養に頼ってしまうのでしょう。母乳育児をお望みの方は早めに行動を起こすことが必要です。
このケースは、経験があるから母乳育児の良さを実感していて、今度も前回同様に母乳育児で育てたい気持ちが強かったと云えるでしょう。充分頑張りました。楽しい母乳育児を楽しんでくださいな。