お母さんの感想文2021年1月

まつえ助産院 新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
昨年から“コロナ”に始まり、未だに“コロナ”が世界に拡大しつつある現状ですが、ここ青森でもクラスターが発生したり、徐々に身近に近づいてきていると感じます。
日頃、生活上お互い注意しながら、自分も“コロナ”を貰わないように、マスク、手洗い、距離をとる生活、人ごみの中に出かけないことを守ることが必要ですね。今月は以前いただいた感想文の中から、初めての経験として書いてくれたものを掲載します。参考にしてくださいな。

 

 

 

私は、元看護婦でありますが、おっぱいに関する知識は少なく、また、同じころ出産友人は、「近所に桶谷式のマッサージをする所があるので、そこに行く」と言い、3月に出産した友人は「出産した所にマッサージを専門にする助産師がいて、その人にマッサージをしてもらったら、おっぱいが一杯出てきて、今はおっぱいだけで大丈夫」という話を聞き、私も是非おっぱいだけでできないかなと思っていました。そして、青森にもそういう所はないものか、と思っていました。
妊娠中に乳頭マッサージをしていましたが、割と乳頭が硬めで短く「こんなので出るのかな」と不安に思っていました。出産後、何とか何とか吸わせて飲ませていましたが、乳頭が痛く、どうすればいいんだろうか、赤ちゃんはおっぱいが足りているんだろうかと悩んでいたところで、先生に出会え、助産院に通うことになりました。
助産院では、たくさんのお母さんがいて、自分と同じ悩みを抱えている人、いろんなおっぱいの人、自分よりちょっと早くお産した人に質問したりすると、「自分の時はこうだった」というように、いろいろ教えてもらいました。それらが自然なおしゃべりの出来るので、私のストレス解消にもなりました。また、「自分のやっていることは間違っていないんだ
「赤ちゃんて皆こういうものか、うちの子だけではないんだ」という自信にもなりました。
先生からは、おっぱいに対して疑問、例えば、なぜ「おっぱいだけなら、何回あげてもいい」
のか、「3時間以上、空けない方がいい」のか等、理由を述べて説明してもらえるため、自分で納得して実行することができました。マッサージをしてもらう間に、いろいろ疑問に思っていることを聞けたり、おっぱいについていろいろ教えてもらえ、とても助かりました。
今後も育児をするにあたって、いろいろな疑問、不安が出てくるかと思いますが、助産院に行けば、他のお母さんたちや、先生に聞くことができると思うと少し安心します。
本当にこれからもわからない事だらけだと思いますが、ご指導よろしくお願いします。

私の一言

 

 

このケースは初産の母親たちが経験する悩みの内容を書いて下さったのですが、全て授乳も育児の方法もまだ知らないことが、問題と言われます。当たり前の事ですが、昔は実家の母からとか、育児をしている人たちの状況を目にする機会が多く、自然体で学びました。
今は、自分の兄弟も少なく、目にする時も少なくなったと思います。
しかし、ネットやAI機器のおかげで、知らないことを調べられること、育児情報があふれていることなど、昔と大分違います。ただ、その情報が自分に我が子に合うのかどうかは、次の不安材料になり悩むことにつながります。どれが正しく、我が子に合うのか迷います。
どうか、正しい知識を早めに手にして、悩むことなく楽しい母乳育児をしてほしいですね。