お母さんの感想文2020年6月

まつえ助産院 今月は、初産の時に、自分なりの経験で母乳育児を実施してみて、当然と思っていたことが違っていた、という感想があります、母親自身が自分の体に負担を感じていたというケースですが、辛い思いを緩和できた喜びの感想です。

 

 

 

 

 

 長女を母乳で育てた私は、“二人目も母乳で育てるぞ!”と結構自信たっぷり、母乳育児というものを心得ているつもりでした。が、松江先生にお会いして、私のやり方が間違いだらけだという知り、とってもとってもショックを受けてしまいました。そして先生がわたしのおっぱいを見て“まぁ~かわいそうなおっぱい”といった時の表情が、今でも忘れられません。

産後のおっぱいって“すごく張って、カチカチになって痛いもの”と思い込んでいた私にとって、“本当はつきたてのお餅のように、ふわふわしているものなのヨ”という先生の言葉は、半分信じられませんでした。しかし、初めてマッサージをしていただいて、本当に柔らかくなってびっくり、そして、4・5日通う内に柔らかく小さくなっていきました。以前は夜中寝ていると、おっぱいの張りの痛みで目が覚めていましたが、今では赤ちゃんのチュパチュパ指をしゃぶる音で目を覚まし、ドキッ!として、時計を見ると、あら!4時間絶っちゃった!!
とあわてておっぱいを飲ませるということも。
おっぱいの飲ませ方も横抱きではなく立て抱き、雑誌で見て知っていましたが、横炊きが普通だよなーという感じで別に気にも留めないでいました。立て抱きでおっぱいを飲ませてみて、背中が楽になり、辛さがなくなって、それと夫が“たくましく見える”と言っていました。

先日の1か月健診では体重も1㎏増えていました。(ちょっと増えすぎでしょうか?) 私が以前していたような、赤ちゃんが泣いたときだけ母乳を飲ませるというやり方を続けていたら、きっと“体重の増え方が足りませんよ”って言われていたのだろうなと思います。
先生の所に通ってみて、おっぱいの事で悩んでいる人って多いんだなぁと思います。出産した人でおっぱいがスムーズに出ている人っているのだろうかと
考えてしまいました。
私と娘が入っているベビーサークルの仲間にも、妊娠している人が何人かいるので、今回先生から教えていただいたことを伝えようと思います。まつえ助産院の事を会報に乗せてもいいですか?
私は長女の時も今回も、産後は主人の母、いわゆる姑にお世話になっています。
姑は、というよりも婚家の方、皆さんが気さくで楽しく、私達の事を大事にしてくれるので、居心地はとてもいいのですが、やはり実家に帰った時のようにはリラックスできないのですよね。でも今回はマッサージに行くということで、おっぱいは軽くなるし、他のお母さん方とおしゃべりはできるし、本当に楽しかったです。もちろん3人目ができたらまたお願いします。

私の一言

 

 

 出産の2~3後におっぱいの張りが出て、その痛みに耐えられず、産院のスタッフにアイスノンを渡されて冷やしてしまうという、経験を持っている方もおられると思います。
妊娠中に乳首の手当をして初乳の準備をしておくと、張りが来る前に新生児に授乳し慣れさせることで、人工栄養に頼ることなく、母乳育児を実践できます。
また、体重管理のため制限されていた甘いものやカロリーの高いものに誘われて食べてしまうと、すべておっぱいの刺激物になります。昔から日本ではおっぱいのために低カロリー食を勧められ、乳腺炎の予防を心掛けられたようです。
トラブルなく順調に母乳育児を楽しんで欲しいと思いますね。