お母さんの感想文2019年12月

まつえ助産院

今月のケースは、出産後里帰りされて自身の乳頭問題を抱えて、悩みながら何とかしたくなり、HPから情報を得て来院されました。
来院された日からミルクは必要なくなり、望む母乳育児を実践されたのです。大変うれしいケースです。

 

 

 

私は、扁平乳頭、陥没乳頭で胸も小さいため、母乳では育てられないかもしれない、と産む前から思っていました。
産院でも出産前に説明はあったが、マッサージの仕方などきちんとした指導がなく、自分で調べてマッサージをしたりもしたが、あまり変化なく出産をしました。授乳はやはりくわえてもらうことができず、産院の指導で哺乳瓶の乳首を自分の胸に付けて飲ませ、飲んだ後は体重は8g増えているだけであったり、多くて20~30g。それも30分以上かかっていました。その後ミルクを飲ませても
また1時間すると欲しがって泣いてしまう、という1日でした。母乳がまったく出ないかも・・・と思っていたので、出ていることは嬉しいのですが、満足に飲ませることができない、自分の乳首では飲ませられないことで、子どもにも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。まわりからも「足りないじゃない?」と言われ、産院で指導されたとおりにしているのに・・・と、どうしたら良いのか分からなくなっていました。

里帰りしてからは、さらに母乳量が減ってしまい、母乳相談を検索してみて、マンマケアまつえ助産院にたどり着きました。ホームページの中の「どんなおっぱいでも吸えるようになるよ!」と書いてある言葉にひかれ、すがるような気持ちで電話すると、「今までがんばったね! 明日おいで!」と明るく言ってもらえ、とてもホッとしたのを覚えています。次の日、先生にマッサージをしてもらうと、ピューピューと母乳が噴水のように出たことに驚き、飲ませる時の姿勢を指導していただくとすぐに乳首にかぶりつき、飲むことができたのです。
ゴクッゴクッと飲む子どもを見て、嬉しくて涙が出てしまいました。
最初は8gしか飲むことができていなかったのが、先生に教えていただいたとおりに授乳していると、左右5分ずつで60~70g飲むことができるようになりました。
ミルクも増やさずに母乳だけで過ごせるようになり、こんな日が来るとは思っていませんでした。

アレルギーの相談も聞いていただいて、子どもの肌のことだったり、なんでも相談でき、先生とお話ししていると本当に楽しいです。
これからもよろしくお願いします。

私の一言

 

出産した病院で適切な指導を受けられず、悩みながら帰省され、何とか実現したいと思いながら、苦しかったと思います。扁平乳頭も陥没乳頭も妊娠中の手当ての仕方で授乳できるようになります。諦めないでチャレンジしてください。
授乳しながら赤ちゃんの成長を見て、笑顔が見えた時の幸せ感は特別なものです。お産された皆さんに感じてほしい、本当に楽しい育児ができますよ。